2009年 02月 27日
オルガンの足元 その1
オルガンには鍵盤を使って演奏する以外に色々な装置がついています。
今回は、足元のお話。
足元に、鍵盤以外にレバーのような物があるのが分かりますか?
この楽器の写真の場合は右上の方。
これは、「カプラー」といい、鍵盤同士を連結させる機能があります。
このレバーを引っ掛けると、足の鍵盤を弾くと同時に手の鍵盤を押す(弾く)事が
できます。言葉で説明するより、見たほうがすぐに分かるのですが…。
これは、故障して勝手に鍵盤が下がっているのではなく
足鍵盤と手鍵盤を連結させて、足鍵盤を弾いているところ。
手の鍵盤が下がっているのが分かります。
このような機能を使って、更に様々な音を組合すことができます。
演奏中にも、このカプラーを操作することもあります。
演奏中、足がどうしても空いていない時はアシスタントの方に操作をお願いします。
このカプラーの場所は楽器によって位置や形状が異なります。
ですので、慣れていない楽器だと演奏中に操作するのはドキドキです。
by shanaky-org
| 2009-02-27 00:01
| パイプオルガンあれこれ